カテゴリ : 小説・文芸 ジャンル : SF・ファンタジー / SF(海外) 出版社 : 早川書房 掲載誌・レーベル : ハヤカワ文庫SF ページ数 : 480ページ 電子版発売日 : 2021年10月05日 コンテンツ形式 : EPUB サイズ(目安) : 1MB 映画化 「デューン 砂の惑星PART2」 2024年3月15日公開 出演:ティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソン 映画化 「DUNE デューン 砂の惑星」 2021年10月15日公開 出演:ティモシー・シャラメ、レベッカ・ファーガソン、オスカー・アイザック アトレイデス公爵は皇帝の命を受け、惑星アラキスに移封されることになる。過酷な砂漠の惑星アラキスは、抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の産地である。宿敵ハルコンネン家に代わりそこを支配することは、表面的には公爵家に大きな名誉と富を約束する。皇帝やハルコンネン男爵の罠だと知りつつ、公爵は息子ポールの未来のため惑星アラキスに乗り込むが……ヒューゴー・ネビュラ両賞受賞の壮大な未来叙事詩を新訳で!
非常~におもしろかったです!とびっきりのSF&ファンタジーで楽しかったです。 kuma0504さんの下巻レビューを読ませていただいて、選びました。ありがとうございます。kumaさんレビューで、上中下の下巻に用語集があると知り、3冊を用意して年末年始に読みました。 kumaさんレビューで興味を持ったのは「香料」と「演算能力者」です。kumaさんによれば香料は「麻薬みたい」で「摂取すると超人的な能力が持てる」ようです。原著では「スパイス」と書かれています。なぜ「ドラッグ」ではないのか不思議におもいました。 とても読みやすい翻訳本でした。でも読みやすいのと、内容を理解できるかどうかは別ものですね。 物語のストーリーは追えるのですが、特殊設定ワードや抽象的な言葉で、何言ってるかわからないことが多かったです。 『OC聖典』やら『預言者講話』から引用される会話は苦しいです。隠喩?暗喩?例えすぎでしょ。教養ないわたしは「う~ん?」でした。 しかし、それこそが単純な英雄伝説で終わらずに、物語に深みを与えてくれるのです。苦痛と快楽でクセになるおもしろさでした。 上巻を読んでみて、見知らぬ外国に放り出されたみたいだったので、とりあえず自分の中でこの物語をどうとらえるべきか、料理に例えてまとめました。 「約8000年後の未来宇宙世界をえがいた「SF」であり、人類の精神活動に重きをおいた「ファンタジー」。そんなSFとファンタジーでできた「鍋」に、キリスト教とイスラムの「スープ」を入れ、古今東西の歴史・文化・科学を「具」としてぶち込んでどろどろにして、「中世の型」に流し入れ、冷まして固めたもの」かな。 とにかく壮大で精緻なワクワク物語でした。
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