死の神ダリヤが支配する西の砂漠。遺跡の地図を作ることを生業とする青年カダムは、探索を終えて落胆しながら帰宅した。十年前、遺跡の調査に行くと言い残したまま、西の砂漠に消えた家族の行方を探し続けているのだ。もう見つからないのかもしれない。そんなある日、レオンという若い宝石商が、カダムを道案内に雇いたいと言ってきた。どうやら治安警護隊に追われているらしい。カダムは渋々引き受けるが、彼らが砂漠の奥深くに迫ったとき、そこに眠る恐るべき秘密が目を覚ます……。第2回創元ファンタジイ新人賞受賞の著者が贈る意欲作!/解説=乾石智子
厚みのあるファンタジーで面白かった!西洋世界に侵略されつつある古い中東世界、みたいな世界観。砂漠の二柱の神と、神の力をあずかる王、その二人の使徒の伝説が基盤。 ストーリー重視かつテンポがいいのでサクサク読める。ちょっと固有名詞が多くて混乱することもあるけどファンタジーあるあるの範囲内。本当に面白かった。人に勧めたい!この世界観でシリーズ化してくれないかなあ。きっと読んじゃうんだけどな。
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